インフルエンザと風邪の違いや合併症
こんにちは。
zHIRO(ヒロ)です。
寒くなってくると、流行るのがインフルエンザですよね。
毎年流行るインフルエンザではありますが、意外と風邪との違いを説明できる方は少なく、自分が果たしてインフルエンザなのか風邪なのか判断がつかないこともしばしば。
今日はインフルエンザと風邪の違いや合併症についてまとめていきたいと思います。
インフルエンザと風邪の違い
違いを知ろう
1.ウイルスの違い
インフルエンザと風邪の違いはご存知でしょうか?
インフルエンザは毎年、A型やB型とニュースで言われるようにウイルスであるということを認識されている方は比較的多いのではないでしょうか。
では風邪は??
結論から言いますと、風邪も大部分はウイルスが原因です。
風邪のウイルスには、ロタウイルス、ライノウイルス、RSウイルスなどの様々な種類があります。
ですが、同じウイルスでも感染力が圧倒的に違うため、インフルエンザは冬になると猛威を振るうのです。
2.症状と対策
インフルエンザの症状は、突発的な高熱、全身の倦怠感、咳、鼻水、食欲不振、関節や筋肉の痛み、頭痛などが症状として表れます。
風邪の症状は、くしゃみ、のどの痛み、鼻水、淡、38℃以下の発熱などが症状として表れます。
インフルエンザの場合は、ドラッグストアで販売しているような風邪薬では治りません。
まずは体内にあるインフルエンザウイルスを除去する必要があります。
インフルエンザウイルスを除去する薬が、「抗インフルエンザウイルス薬」と呼ばれるものです。
抗インフルエンザウイルス薬を発症後すぐに服用した場合、時間が経ってから服用した時に比べて熱が下がる期間が1日程度短くなるとされており、症状も徐々に改善されていきます。
ですが、熱が下がっても安心してはいけません。
これはどんな薬にも言えることですが、お医者さんから処方された薬はちゃんと最後まで服用してください。
医薬品は多くの実験やデータを元に処方期間などを定めています。
抗インフルエンザウイルス薬も同様でして、決められた期間服用することでしっかりとウイルスを除去できるというデータに基づいて服用期間が定められています。
また、インフルエンザに関して言えば他のウイルスよりも感染力が強いため、自分が症状が改善したからといって薬の服用をやめて、体内に残っているウイルスが他の人に感染してしまい迷惑をかけることも考えられます。
そのため、可能であれば熱が下がってもしばらくは自宅療養してウイルスが完全に除去できてから外出することが望ましいです。
インフルエンザをもっと知ろう
1.インフルエンザの合併症
インフルエンザになった時は合併症にも気を付けなければなりません。
インフルエンザの合併症として多いのが、肺炎です。
肺炎は風邪からなる人もいますが、インフルエンザでなくなる方は多くの方が肺炎が原因で亡くなっています。
インフルエンザの症状がおさまってきて、安心したところで肺炎になる二次性肺炎などもあります。
2.二次性肺炎
肺炎を引き起こす原因としては、インフルエンザに感染して喉や気道が炎症を起こして他のウイルスや菌に感染しやすい状態となったところで、肺炎球菌などが肺に感染することで発症すると言われています。
肺炎を発症した場合は、淡の性状が濃い黄色や緑色に変化したりします。
特にインフルエンザの二次性肺炎に感染しやすい方には特徴があり、
高齢の方、心疾患や呼吸器疾患を患っている方、糖尿病や腎臓病の方などが他の方と比較して感染しやすくなっています。
では、この二次性肺炎にならない方法ですが、大前提としてインフルエンザにかからないことが第一です。
ですが、もしインフルエンザになってしまった場合は、インフルエンザを早く治すことが予防の第一です。
そのためにも、処方された薬をしっかりと服用し、インフルエンザのウイルスを除去することが肝心です。
また、肺炎予防として「抗菌薬」を処方されることもあるため、こちらもしっかりと服用して肺炎になるのを防いでいきましょう。