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【就活生必見】ブラック企業の定義と見分ける方法

こんにちは。

ヒロです。

 

学生さんの一大イベントとして毎年メディアでも取り上げられるのが、「就職活動」ですよね。

 

学生という身分から社会人という身分になるために、企業説明会に行ったり、インターンシップに参加したり、エントリーシートを送って面接に行ったりと慌ただしい日々を送ることになると思います。

 

そんな未来ある若者を食い物にしているのが、昨今社会問題化している「ブラック企業」です。

 

僕自身が超ブラック企業にいたからこそ、未来ある若者達がブラック企業に入社しなくて済むように、ブラック企業の見分け方をご紹介したいと思います。

 

この記事が、これから就職活動をする学生さんや、転職活動をしている社会人の方の参考になれば幸いです。

 

 

 

ブラック企業とは

定義

ブラック企業という言葉はよく使われますが、実は明確な定義はありません。

 

ですが、はっきりとした定義を国が定めていないだけで、なんとなく一人一人がブラック企業のイメージなどは持たれていると思います。

 

具体的には、

 

休みが少ない

休日出勤がある

給料が低い

残業代が出ない

上司、先輩からのパワハラ、セクハラがある

労働時間が異常に長い

達成不可能なノルマを課せられる

毎晩飲み会に付き合わされる

離職率が異常に高い

 

などがみなさんが持たれているイメージではないでしょうか。

 

ブラック企業という明確な定義がないため、個人個人の受け取り方によって、同じ会社でもブラック企業と思う人もいれば、ブラック企業ではないという人もいます。

 

この記事では、上記のような世間一般的にブラックだと判断される項目を元に、ブラック企業の見分け方をお伝えしていければと思います。

 

 

ブラック企業を見分ける方法

就職四季報をチェック

就職四季報には、総合版、女子版、優良中堅企業版などいくつか種類があるのですが、個人的には総合版のみでも十分かと思います。

 

就職四季報には、各企業の離職率や募集要項などが載っています。

 

ここでチェックほしいのが、離職率です。

 

一般的に、5%を超えると離職率としては高いです。

 

この離職率、載せてない企業はかなり危険です。

 

理由はわかりますよね?数字が悪くて、企業イメージを下げる恐れがあるから離職率を載せれないのです。

 

僕が入社した飲食のブラック企業もやはりと言いますか、離職率は載っていませんでした。

 

 

転職サイトをチェック

転職サイトには、vorkers、キャリコネ、転職会議などがあります。

 

転職サイトは新卒の人も見たほうがいいです。

 

むしろ、ブラック企業に入りたくないなら新卒の人こそ見るべきです。

 

転職サイトは、実際に僕が転職をする時に大いに活用したのでわかるのですが、その会社で働いた人の生の声が記載されています。

 

さらに、投稿した人たちは今いる会社を辞める前提で転職サイトを利用するので、かなり正直な本音が書かれています。

 

僕がいたブラック企業の転職サイトの口コミをみたのですが、かなり当たっていました。

 

 

みん就をチェック

新卒の人はマストです。

 

こちらのサイトには、面接で何を聞かれるかなどの情報も載っていたりしますので、新卒の人はほぼ知っていると思います。

 

みん就にも、面接官の情報や、その企業の情報などが載っていますのでこちらもチェックすることをおすすめします。

 

 

OB・OG訪問の実施

可能であればOB・OG訪問もしていきましょう。

 

できる方は限られますが、その企業で実際に働いている先輩がいるのであればその方に話を聞くのが生きた情報を得られるチャンスです。

 

ですが、OB・OG訪問にも注意点があります。

 

それは、先輩方も自分が働いている会社を悪く言うことは、自分自身を否定することにもつながりますので本音を話したがらないこともあります。

 

具体的な業務内容や労働環境を聞いた時に、曖昧な返事をするような場合は注意が必要です。

 

むしろ、実際に働いている人が曖昧な返事をするということはかなり怪しいと捉えるべきだと思います。

 

 

募集要項をチェック

アピールコメント

会社は、様々なアピールコメントを募集要項に載せて新卒の採用をしようと考えています。

 

これは、ホワイト企業ブラック企業どちらに限ったことでもないのですが、ブラック企業のアピールコメントにはある程度傾向があります。

 

若手の積極的採用、将来の幹部候補、夢、やりがい、ノルマ無し、などのような甘い言葉は、何も知らない学生を惹きつけようとする決まり文句です。

 

これらの言葉がある場合は、その会社のことをしっかり調べた上で面接に臨みましょう。

 

 

給料

給料が他の企業と比べて著しく高い、もしくは低い会社は怪しいです。

 

そこには給料の表示方法のからくりがありまして、残業代や歩合の金額を上乗せして記載されていたりすることがあります。

 

福利厚生をよく見てみると、残業代を一律毎月5万支給などと書いてある場合は、毎月どんなに頑張っても5万円しか残業代は出ませんよ。

 

さらに、それを給料に入れておくので初任給が高くみえるでしょ。というからくりがあったりします。

 

某大手EC会社では、初任給が30万という会社がありますが、ここの会社のからくりは、退職金がない。というからくりがありました。

 

僕がいた会社は、退職金をボーナスに含めるという訳の分からないシステムで、見た目の平均年収が増えるということをやっていました。もちろん退職金はありません。

 

 

試用期間

一般的な会社の試用期間は1ヶ月~6ヶ月です。

 

これは、新卒で入社して会社に慣れてき、少しづつ仕事を覚えるのに平均してこれぐらいの期間がかかるからです。

 

また、試用期間の場合は、その人が自分の会社には合わないと判断した場合、明確な理由があれば退職を促すことができるのです。

 

3ヶ月もすれば、その人の人となりもわかりますし、会社の上司や先輩とうまくやっていけるかなどの判断もついてきます。

 

ですが、ブラック企業はこの試用期間が6ヶ月以上あることが多いのです。

 

それは、先ほども述べました通り、試用期間の間は会社側に雇用の決定権があるからなんです。

 

切りたいときにいつでも切れるようにしておくことで、使い捨ての駒のように扱われてしまうのです。

 

 

最後に

ブラック企業の見分け方を紹介させていただきました。

 

今回僕があげた方法以外にもブラック企業を見分ける方法はあると思います。

 

一度超ブラック企業で働いたことのある僕の切実な願いです。

 

未来あるみなさんがブラック企業で搾取されないことを本気で願っています。

 

ブラック企業に入社してしまうと、悪い意味で人生変わります。

 

一度しかない人生、後悔せずに生きていくためにも、自分が受ける会社のことはしっかりと調べて就職するかどうか選択されてください。

 

それではまた!!バイバイ!!